授業料は安いほうがいいのか

2020.07.30

ビヨンド池畠です!

今日は、料金が安いほうが生徒は来るのか、という話に関して私の意見を書かさせていただきます。

塾を開業する際、(いや、開業してからも)悩むのが料金。

いくらに設定すればいいのかとても悩むと思います。

なるべく通いやすい価格にしたいとは思いますが、安すぎると自分の首を絞めることになってしまいます。

近くの大手塾は、料金安いし、安くせざるを得ないんだよ、、、

という方も多いと思います。

しかし、これから個人塾をされようと考えている方にぜひお伝えしたいことがあります。

それは、生徒を本当にきちんと見ようと思ったら、50人が限界だということです。

もちろん、予備校のような集団授業スタイルで、教務力を武器に生徒を見る場合は別です。

この場合は何人でもできますが、生徒を見る、というより、本当に教えるだけに徹するしかないと思います。

成績管理、補修等の実施など、成績等もちゃんとみようと思うと、50人が限界。

そこからは、人を雇うなりしないと難しいです。

その理由は2つあります。

1、人間の能力の限界
ダンバー数というものをご存知でしょうか?

進化人類学者のダンバーが提唱した数値なのですが、このダンバー数に従うと、霊長類が互いを認知しあい、安定した集団を形成できる限界値は、150人くらいまでとのことです。

そして、生徒数が50人になると、この数値に近づくと思います。

というのも、生徒の保護者、アルバイトのスタッフ、自分の中のいい知り合いを含むと、大体この人数に行ってしまうと思っています。

そして、時間的にも50人がマックスという感覚があります。一日に8時間、週5日働くとすると40時間の労働時間があります。

これを50人に割くので、1人当たり1時間を切る時間。

これしか生徒には割けない、ということです。

生徒のことを考える時間が長いほど、当然いい授業ができると思っています。

もちろん、なるべく短い時間でいい効果を出そうとは考えますが、それでも1人1時間はその子に使うつもりでいます。

そうすると、通常の塾講師の教務力では、1人1時間は割ける50人が限度な気がするのです。

(もちろん、もっとすごい先生は短い時間で成果を出すのだと思いますが、、、)

2、1店舗(家賃10万程度を想定)の利益率は50人がMAX

次は、利益率の観点から。

まず、前提として1教室50平米程度、家賃10万を仮定します。

50平米の場合、一度に入れる生徒数は30名程度とお考え下さい。

そして、基本的には中学生は1人1席は考えたほうがいいです。

そうすると、そもそものキャパシティが中学生30名、あとは高校生か中学生を入れて50名程度になるはずです。

そこから人数を増やそうとすると、個別指導にして、自習室は作らないか予約制にするしかないと思いますが、個別指導の場合、当然1人でやるより利益率は下がります。(価格を変えなければ、です)

つまり、生徒が増えれば増えるほど、自分の時給は下がっていく、ということです。

売上はもちろん大事ですが、どれだけ働きやすいかは、結局利益率だと考えています。ですので、働くほど苦しくなる環境はあまりお勧めできません。

ここまで、50平米の教室、社員なし(アルバイトはありを想定してきました。)

もちろん、もっと広い教室だったり、多店舗展開をする場合はまた話が違ってきます。

しかし、一人でやるのであれば、50人が限界、というのは感覚的にも、数値的にも根拠はあると思っているのです。

そうすると、50人 × 人数

これで売り上げは決まります。

どうでしょうか、、、

この時に納得のいく金額でなければ、どんなに頑張って働いても希望年収は超えません。

そうすると、じゃあ、多店舗展開だ!

と、本当は嫌なことをやるしかなくなってしまいます。

ですので、ワンオペを考えらえている方は、50人入ったときに納得のいく収入を考えて価格設定をすべきです。

そして、需要という面でも、安さを気にしない保護者はたくさんます。

むしろ、安いと不安になる方もたくさんいます。

安かろう、悪かろうではなく、高いけど質のいい塾を目指すためにも、価格は決して下げすぎないように。

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